東洋占星術・二黒土星 病の気

3/9はうお座で新月、部分日蝕の新月でした。

全国的にあいにくの天候の所が多かったようですが、
地域により少し欠けた太陽を観測できた所もあったようです。

こんな日に雨とは、個人的にはさすが うお座の新月という感じがします。
ただでさえ日蝕は、新月のスペシャルバージョン。

その上9日の夜はうお座にある新月の太陽と月、その真向いに乙女座の木星がいる他、
その他主要な天体の多くが各サインの16度から18度にあり、緊張や緩和、調停の役を
それぞれに担っているという形の天空模様でした。

古典占星術では、日蝕や月蝕の前後2週間は、新たな活動を控えたほうが良いとされています。
普通の新月は新しいことを始めるのが良い時期なのですが、
蝕の時だけは、次の満月まで新しい事へのチャレンジは避けたほうが良いようです。

日蝕の日の、植物の葉の分子配列を科学的に見ると、ちょうど太陽が欠けた部分だけ
光合成が進んでいないと聞いた事があります。太陽の力がこの地球上に及ばないのですね。

日頃の太陽の恩恵に改めて気づかされる気持ちです。

病の気は瓢箪で封じ込める

さて、九星から観た今年は中央に二黒土星があって、誰しも身体の不調、
病気に気を付けたい年。
二黒土星の病の気を静めるために、健康のお守りを持つのも良いでしょう。

健康のお守りのひとつに「ひょうたん」があります。

「ひょうたん」は日本では、720年頃表された「日本書紀」の中で「瓢(ひさご)」
として初めて公式文書に登場しました。

末広がりの形をしたひょうたんは古代より縁起良いものと、魔除け、招福のお守り
などとして大切にされてきました。
特に作物の種入れとして用いられてきた歴史は長く、「瓢箪の中に入れた種は必ず芽が出る」ので、
幸福や成功のチャンスがめぐってくると言われています。

3つ揃えば三拍子(瓢)、6つ揃った六瓢箪は「無病=六瓢」につながるといわれるひょうたん

中国では種が多いことと胴にくびれのある形から女体にたとえられ
多産と繁栄のシンボルとなり「家運興隆」「子孫繁栄」「商売繁盛」を意味します。

また「護禄」や「福禄」と 同じ発音のため、古代の人は、幸運を招くお守りとして、
玄関に掛けたり、身に携えて、邪霊を払ったりしました。

このようにひょうたんは持ち主の健康を促進し、家の気を旺盛にすると共に、
よくない気を減じる「化殺」の効果があるとされ、「風水収殺」の作用をもち、
邪の気を 吸収するといわれています。

悪いことが続く時や 病気でどうすることもできない時は、枕元に置いて みてください。
中に粉水晶をいれておくとより効果的 です。

このひょうたんを、いつでも身に着けられるよう水晶でストラップを作成しました
ひょうたんをいつも身の回りにつけて、病の気、邪気を封じ込めましょう。