秋分の日☆暦を知って生活にけじめをつける

お彼岸を終え、秋が深まりつつあります

 

いつもの公園を散歩していて、

風にそよぐ木の葉ずれの音が

これまでと ちょっと違って、やわやわと聴こえた気がしました

 

んん?と思って、立ち並ぶ木を見上げてみると

ずいぶん葉っぱが色づいて、

しなだれていたり、落葉している葉も多く

木に残っている葉の量がだいぶ減ってきています

 

そのせいで、木の葉ずれの音が若干弱めに変わったのかと

夏の間はフォルテだった音がピアニシモに。

 

木々が彩る秋の紅葉も味わい深いと思いつつ

寒い冬に向かう予感に、ついと背中を丸めてしまいました

 

時が回れば、自然も変わる景色も変わる

人の思いも、変わらないままなわけがありません

 

 

さて、今日は

暦のお話と、冬至までの様相は・・・というお話

 

9月23日秋分の日 お彼岸の中日

お墓参りはされましたか

 

祖霊が眠る真西に太陽が沈むことから、

祖先を偲ぶ 彼の岸辺 ということでお墓参りの日

 

宇宙の元旦と言われる春分から半年

秋分の日は、星読みでは天秤座に太陽が入る日です

 

太陽が天秤座に入った瞬間のホロスコープを

「秋分図」といって、ここから今後半年を読み解いていきます

 

これら四季のホロスコープは「四季図」と呼ばれ

世の情勢、未来予測を立てる時に使います

(これをマンデン占星術といいます)

 

秋分図は、本来それほど大きく重要視しないけれど

一番重要なのは春分図。これで1年を予測します

 

日食や月食といった日のホロスコープで

ある程度の世相的予測をする場合もあります

 

去年から続く今年の様相はとにかく特別感満載なので

あえて冬至までの間を少しだけ覗いてみたく思います

 

なぜ秋分図?と思いますよね

暦的なお話をすると

 

※春分 ~ 夏至 ~ 秋分 ~ 冬至

 

この4つを「二至二分 にしにぶん」 といって

地球にとって、とっても大切な時間軸です

人の身体も心も、この動きにつれ動いています

 

さらに、「二至二分」それぞれの中間に

立春・立夏・立秋・立冬をおき「四立 しりゅう」として

ここが東洋的には四季の始まりになります

 

 

☆四季の始まりの意味を持つ「立」

 

☆境界の意味を持つ「分」春と秋

 

☆行きついて先がない”至る”の意味を持つ「至」夏と冬

 

立春⇒春分⇒立夏⇒夏至⇒立秋⇒秋分⇒立冬⇒冬至

 

この八つの季節は特別「八節(はっせつ)」と呼ばれます

 

 

ずっと永遠に回りまわっていく

この日々の中に人々の営みがある

 

農作物を得るために、育て収穫するためにも

太陽の角度、四季のポイントの概念が

人が生き延びる重要な時間軸

 

「立」の日と、その他

日本の暦の二十四節気の月の初めの節気は

 

星読み的に見ると、ひとつの星座(サイン)のど真ん中15度の日です

※ひとつの星座(サイン)は1度~30度

 

ど真ん中ということは、一番そのサインらしい特質が出る

 

暦って、本当によくできてると思います

 

知った事で準備をする、予測を立てる

人の営みの中で、意識していくことが自然と共生する

 

意識すると、自分の身の周りの動きが自然とマッチしている事に

気づくことができたりします

 

そう、人って何か節目がないと、動かなくないです?

目標、目安

 

例えば、締切

締切日がないと、動く目安が立ちません

いつでもいいよと言われると、いつまでも取り組まない

 

私も宿題はギリギリにならないとやらない子でした

ちょっと話がずれました☆

閑話休題

 

 

さて

宇宙の元旦は「春分」と巷では言われていますが

それも確かに、世の中諸々春から始まるわけですが

 

世の情勢を見る時、冬至の日のホロスコープ

冬至図から見るという専門家もいらっしゃって

 

私は、この冬至図も ある種 明快だという印象を持っています。

来年の未来予測は、冬至図で測ることもできると思っています

 

今回は

その冬至までの3カ月を

そっと23日の秋分図から覗いてみますと~(@首都・東京の図)

 

この時の全般に渡って影響を及ぼすのは水星

それも、整理されて分析力高いコミュニケーションのエネルギーです

 

天秤座に入ったばかりの太陽が、火星という情熱の星とほぼ重なり

とーってもエネルギッシュ

久々に我々国民は、よっしゃ動こうか!という気合に満ちてくるようです

 

それには、コロナによる感染拡大が、多少なりとも落ち着きを見せ

これまで混乱し打撃を受けていた経済に対して

 

なんらかの施策がなされるか、しばらく滞っていたことに対して

一定の取り組みが期待されるという要素が漂っているようにみえます

 

ただ、これからも国民全体で協力していかなければ

大きく打開できるものでもないことも示しています

 

 

個人に落とし込むと、これからようやく、そういった施策によって

やる気が回復してきそうです

おそるおそる様子を伺いながら。。。という感は否めませんが

 

このやる気は、未来に向かって大事な土台になるものなので

どんなに閉塞感に襲われようと、大事に育てる気持ちが大切

 

国がやらなきゃやってらんねー とか言っていては

個人の成長は見込めません

 

国難といえるこのウィルス対策は、集合的無意識の中で

きっと全員が一致した思いに向かっているのだろうと思うのです

 

そうしないと、乗り越えられない

これはもちろん日本だけでなく、世界にも通底する思いですね

 

健康や経済に関しては、これまでの厳しさから

少しは緩和されるようだけれども

 

根本的な枠組みを考え直す時間は

まだまだ続くといったところなのでしょう