気を使い過ぎて疲れるのはなぜ?大人の愛着行動

目次

あなたは、自分をさらけ出すことが怖かったり

自分は人とコミュニケーションをとることが難しいと

感じた事はありませんか?

 

なぜ、人付き合いにこんなに気苦労するのだろう

なぜ、こんなふうにしか生きられないのか

 

そんな生きづらさを感じているとしたら

それは、あなたが

「愛着のスタイル」に課題を抱えたままでいるから

かもしれません

 

人の顔色ばかり伺っている

漠然とした不安におびえている

親密になると距離を置きたがる

など、

様々な形で顕れるコミュニケーションの壁

 

大切な人に気持ちをわかってもらえない

好きだけどひとりになりたい

愛情を感じられない不安

繰り返す不倫・・・

 

これらは

より親密なパートナーシップの中で襲う

大人の愛着障害のひずみです

 

これらの問題を

心の奥の奥、根っこのところで左右するのが

「愛着の傷をどう克服すれば

安定した愛着スタイルを持てるか

不安定なところをどう補っていけるか」

になります

 

このような状態にある人生を

もっと生きやすくするには

幸(さち)豊かなものにするには

どのように解決していけばよいでしょう

 

愛着とは

 

長年使い慣れていて古くなっていても捨てられない

見た目や肌ざわりが心地よくて大好きなモノ など

モノに対して愛着が湧く と言いますね

 

人と人の間にも愛着という感情が存在していて

好き、嫌い、嬉しい、悔しい、悲しい、怒り

など、感情にも様々な形がありますが

その感情を感じる心の土台が「愛着」

 

この土台が作られるべき幼少期になんらかの理由

親の過干渉、ネグレクト、離婚、虐待などで

愛着に傷がつくと

大人になってから生きづらさを抱えやすい

といわれています

 

人間関係での失敗を繰り返す

自分が嫌われていないかを極端に心配する

人と親密になることを避ける

異性に依存する、など

様々な形で生きづらい状況に陥っています

 

 

自分の愛着タイプを知ることができると

気持ちが楽になり

人付き合いで気疲れしにくくなります

 

あなたはどんな愛タイプでしょう

「精神科医 岡田尊司氏による愛着スタイルの型」

大きな分類4つ

安定型・不安定型・回避型・恐れ回避型

さらに細かく分けると

安定型 =  安定ー不安型  安定ー回避型

不安型 =  不安ー安定型

回避型 =  回避ー安定型

恐れー回避型

 

とされています

次回から詳しく見ていきましょう

(参考:精神科医 岡田尊司著 愛着障害の克服)